子供の連れ去りー弁護士への相談方法

子供を連れ去られた場合、友人、親に相談しても
問題は解決しません。
法律の専門家に出来るだけ早い段階で相談することを
お勧めします。

私の場合は、妻から離婚したいと告白された直後に
弁護士に相談していました。
何故かというと、妻の本気度が伝わってきたからです。
それでも連れ去りが起きてしまいました。

もし、あなたが私と同じように
妻から離婚を迫られているのであればすぐに相談しましょう。
もしかしたら、連れ去りを防止できるかもしれません。

連れ去られてしまうと、取り戻すのはかなり厳しいですから
早めに行動してください。

ここから先は子供が連れ去られた場合に弁護士に相談する手順を
自分の経験を下に書いております。

連れ去られた直後にやるべき事は以下にまとめてあります。
子供を連れ去られたらすぐにすること

弁護士を探す

まずは弁護士探しから始めることになるかと思います。
弁護士は相性があるので、誰でも同じってことはありません。
あなたが相談しやすく信頼できる相手を探さなくてはいけません。

かなり手強い相手を戦うのですから
一緒に戦えるパートナーとして考えておく必要があります。

インターネットで探す

たぶん、これが一番早い探し方だと思います。

Googleで「連れ去り相談 弁護士」でキーワード検索すると
24万件ぐらいヒットします。
その中から弁護士事務所のホームページを探して
紹介文をよく読んでみて、電話してみてください。

ただし、相談料は無料ではありません。

だいたい、初回の相談料は
30分 ¥5,000円〜
ぐらいが多いです。
電話した時に料金を確認しておいた方がいいです。

電話での相談は受け付けていないので
「子供が連れ去られてしまったので、どのように対処すればいいのか相談したい」
といった事を伝えれば、面談の日時等を教えてくれるはずです。

必ず、訪問して相談する時には
相談する要点をまとめておきましょう。
まとめておかないと、30分はあっという間に過ぎてしまいます。

こんな感じでまとめておきましょう。

  • 連れ去りに至るまでの経緯
  • あなたと家族の関係はどうだったか?
  • 家族への暴力、暴言等はあったのか?なかったのか?
  • 連れ去り後の妻の行き先はどこか?
  • 現在不安に感じていること何か?
  • 今後どのようにしたいか?

特に、連れ去りに至るまでの経緯は紙などにまとめておいた方がいいです。

相談する以上は
あなたが今後どうしたいのか?決めておく必要があります。

  • 連れ戻したいのか?
  • 親権を取りたいのか?
  • 離婚したいのか?
これをはっきりと決めておかないと相談する意味がありません。

弁護士ドットコムで相談してみる

いきなり面談するよりも事前に質問してみて
弁護士を選んでみたい方は、弁護士ドットコムを利用することをお勧めします。
ただ、時間はかかると思うので、急いでいる方はやめた方がいいかもしれません。

連れ去られた状況、それまでの経緯をまとめて
弁護士ドットコムに書き出せば、数時間以内には弁護士から
回答が来ると思います。

以前、仕事関係のトラブルで
弁護士ドットコムに相談し、何人かの弁護士の中から
選んで問題解決した事があります。
とても信頼できるサービスです。

何人かの弁護士が回答してくる場合もありますので
何度かやりとりをしてみてください。
あなたが不安に感じている問題を解決してくれると
感じたのであれば、その弁護士にお願いしてみましょう。

書き込む時の注意点
相手が特定できるような名前などは書かないようにしましょう。
学校、会社などの情報も書かないようにしましょう。
あなた自身が特定出来ないようにした方がいいかもしれません。

面談してみる

最初は、30分から1時間程度の面談をしてみて
あなたが抱えている問題について話しをしてみましょう。
相談する要点をまとめておけば
正確に弁護士に伝えることが出来ると思います。

緊張せずに、リラックスして面談に望みましょう。

あなたが触れて欲しくないような
内容の濃い質問をしてくる場合があると思いますが
正直に答えましょう。

弁護士はあなたからの話しを聞いて
どういう問題解決の方法があるのかアドバイスをしてくれると思います。

面談で大事なことは
あなたがこの問題をどう解決したいかです。
そこの意思表示はきちんとしておきましょう。

それに対して、弁護士は
どうやって問題解決が出来るか考えてくれます。

あなたがどうしたいか決めていないと
弁護士も対処に困ってしまうと思います。

まずは、一歩踏み出して進んでみてください。

まとめ

人生の中で弁護士に相談する機会はなかなかないし
弁護士とは何を話せばいいのだろうか?と困惑するかもしれません。
そんな心配は無用です。
緊張せずに、リラックスして相談しましょう、

あなたが悩んでいる事に対して
法律に従って、力添えをしてくれるのが弁護士です。

相談後、どういう方向に向かっていけるかは
あなたのこれまでの夫婦関係の状況などによっても変わってきます。

  • 連れ戻す事が可能なのか?
  • 子供の親権が取れるのか?
  • 離婚するしか手がないのか?
  • 慰謝料請求が出来るのか?
私の場合は、弁護士が子供の親権が取れる可能性が高いということで
「子の監護者指定及び子の引き渡し」の裁判を起こしました。
そこに至るまでの経緯、裁判の内容、裁判の結果については
またの機会に記事を書いてきます。

まずは、弁護士に相談することから始めてください。