子供の連れ去りー離婚後の思春期の娘との関係は見守る気持ちが大事

連れ去り後に数ヶ月後に子供達に会えた時は
嬉しかったし、子供達の笑顔に本当に癒やされました。
長女が中学生になり、少しずつ距離感が出来てきて
最初は離れて暮らしているから時間を掛ければ
元のように戻れるかと思っていました。
でも、やはり思春期です。
年頃の娘との距離感は開くばかりです。

一緒に暮らしていれば何でもないことだけど
離れて暮らしていると距離感埋めることも難しく
かといって、干渉しすぎると避けられるので色々と悩みました。

会いたがらなくなる

私の場合は、350km以上離れた場所に
連れ去られてしまったので、気軽に面会が出来る距離ではありません。

面会の時は、新幹線に乗って相手の住んでいる街の
近くにホテルに1泊するか、迎えに行き自宅に連れ戻ってくるかといった
面会になります。
最初の頃はこれでも喜んでくれたのですが
中学生になって、私と会うのも少し嫌がるようになってきました。

理由はいくつかあります。

部活で忙しいなる

中学生になると部活があります。
週末も練習があったり、試合があったりで
なかなか面会のスケジュールを組むのが難しくなります。

まして、思春期の子供にとって
忙しい時間の合間に父親に会うことなんて
優先度的に低くなります。

友達と遊ぶことが多くなる

中学生ぐらいになってくれば
同居していたとしても
親と一緒に出かける機会は減ってくると思います。
休みの日は友達と会うことが当たり前です。
思春期の娘には、友達に母子家庭であることが
知られたくないだろうし
父親と面会なんて恥ずかしいと思うのかもしれません。
だからかな?
父親との面会は避けたがります。

友達の家庭とは違うという不満の矛先が
同居していない父親にどうしてもなってしまいがちです。

こういう時はそっと見守ることにします。

異性である父親を避ける

娘の場合は思春期になることで
体つきも少しずつ変化していきます。
連れ去られた時は小学6年生でしたので
まだ子供っぽいところもありましたが
中学2年生にもなれば、体つきも大人っぽくなっていきますし
もちろん生理なども始まってますから
父親の家に泊まるのも避けたがるかもしれません。

これも受け止めてあげてください。
大人になる道を一歩ずつ歩みだしているんだから。
見守りましょう。
同居していたらもっと嫌われていたかもしれません。

何か欲しい時だけ話しかけてくる

娘とはLINEでやりとりしています。
私からメッセージを送っても無視されることも多く
LINEの無料電話で話しをすることもありません。

LINEでおねだり

以前は、朝のあいさつ、学校から帰ってきた時は
スタンプでのやりとりもありました。

今では、娘からメッセージが送られて来る時は
何か欲しいものがある時だけ。
しかも、LINEでアマゾンのURLとか通販サイトのURL
を貼り付けてきます。

最初はとまどったし、腹立つこともありました。
でも、それは今の娘に出来る唯一の父親に甘えられる行動なんです。
本当だったら、もっと父親に甘えたいはず。
それが出来ない。
父親が買ったものを来てくれるということは
娘は父親に愛情を求めているんだと思います。
いや、そう思うことにしています。

だから、もしあなたも同じような境遇になった時は
受け止めてあげてください。

見守る余裕をもつ

思春期になることで
あなたへの接し方も変わっていきます。
ちょっと冷たく感じることさえあります。

娘と離れて暮らすあなたは
いつまで経っても、別れた時の娘のままだと思っているはず。
でも、成長しているんです。
もう過去には戻れないから
現実を受け止めて、思春期の娘を受け止めてあげましょう。
厳しい言い方をすれば、子離れをしないといけない時です。

離婚して離れて暮らして
娘と一緒にいられる時間は限られてます。
できる限り一緒にはいたいけど
思春期は遠くなら見守るぐらいの余裕を持って
接してあげましょう。
私もそうすることにしました。

まとめ

たまに、同居していた頃の娘と過ごしたいろんな時間を
想い出すことがあります。
笑顔で過ごす楽しい時間もたくさんありました。

でも、子供は成長しているんです。
いつまでも子供ではないんです。
それを受け止めて、あなたが変わっていくしかありません。
同居していないから日々の成長も見れずに
面会の度に大人になっていく娘を少し寂しく感じます。

恐らく同居していたら
思春期は父親とはまったく話しもせずに
無視されていたかもしれません。

何か欲しい時だけしか話掛けてもらえなくても
それは父親を気に掛けている証拠ですから
大きな心で受け止めてあげてください。

そして、子供の事を遠くで見守りながら
あなた自身の新しい人生を歩んでいく時かもしれません。
頑張りましょう!

私も日々考え悩みながら、一歩ずつ前に進んでいます。