妻に離婚を迫られてるー弁護士・探偵のどちらに相談するか

妻から離婚を迫られている時は
弁護士と探偵のどちらに相談すればいいのか?
悩む時があります。

弁護士は、法律の代弁者として自分の身を守ってもらう人
探偵はあなたの変わりに妻を尾行してもらい身辺を調べてもらう人

役割はそれぞれ違います。

今の状況を整理する

まずは、今のあなたの置かれている状況を整理してみましょう。
弁護士、探偵はそれぞれ役割が違ってきます。
あなたの今の状況によっては、どちらが今必要か見えてきます。

離婚原因があなたの場合

妻が離婚したい理由があなたが原因である場合は
探偵というよりも、弁護士に相談すべきです。

こんな離婚原因を妻から指摘されていませんか?

あなたからの暴力に耐えられない
あなたからの言葉の暴力に耐えれない
あなたがギャンブルなどで多大な借金を抱えている

あなた自身に身に覚えがあるのであれば、あなたの置かれている状況は
かなり不利であることは間違いないです。
探偵ではなく、弁護士に相談するべきだと思います。

ただし、

言葉の暴力(モラスハラスメント)については
身に覚えがない場合は虚偽の可能性が高いです。

日頃から妻に対してどのような会話をしていたか
妻に対して言葉で圧力を掛けることがなかった
よく想い出してみてください。

私が弁護士に相談した時には、こんな事を言われました。

弁護士

離婚原因がモラハラで慰謝料はいらないと言っている場合は浮気している可能性もある。

恐らく、あなたが考えているよりも妻の方が
一歩、二歩先を考えて行動していると思います。
不安に思うならば、弁護士に先に相談することをお勧めします。

妻の行動に不審な事が多い場合

妻の行動に不審な部分が多い場合には、弁護士よりも先に探偵事務所に相談した方が
いいかもしれません。
以前、記事に書きましたが
ほとんど該当するようであれば急いだ方がいいです。
妻の浮気を疑ってみるー手遅れにならないために確認

女性の浮気の場合は、本気になる可能性が高く
本気になってしまうと、あなたが邪魔になってきます。
あなたが単なる同居人になるので、あなたと別れて好きな人の近くにいたいという
気持ちが高まってしまいます。
浮気の疑いがあり、離婚を迫ってくる、催促してくるよう状態であると
あまり時間がないかもしれません。

こんな時は、離婚はとても大事なことなので回答を
少し待ってくれと引き延ばしましょう。
探偵に頼むには時間の余裕がない可能性があります。
弁護士に相談してみてください。

どちらに相談するべきか

浮気の可能性がない場合

妻がどう考えても浮気している可能性がないと確信できるのであれば
高いお金払って探偵を使う必要はありません。
弁護士に相談することをお勧めします。

ただ、弁護士に相談したからといって問題が解決するわけではないです。
弁護士は法律に従って、正しい手順であなたが少しでも
有利になるように力添えをしてくれる人です。

相談する前にあなたがどうしたいかを決めておく必要があります。

浮気の証拠を掴んでいる場合

妻の浮気の証拠を掴んでいる場合で、その証拠を妻に見せて
白状する可能性が高いのであれば
探偵は使わずに弁護士に相談することをお勧めします。

あなたが感情的にならずに冷静に話しが出来るのであれば
直接、妻と交渉してもいいかと思います。
ただし、その場合は徹底的に打ちのめすのではなく
やり直せる機会などの逃げ道を用意してあげましょう。

人間は逃げ場のないところまで追い詰めてしまうと
反発心が芽生えてしまい、解決できることも出来なくなります。

浮気の可能性はあるが証拠がない場合

妻の浮気している可能性は高いが証拠が掴めていないのであれば
これまでの経緯をまとめて、分かる範囲で妻の行動パターンを整理して
探偵事務所に相談することをお勧めします。

ただし、探偵にお願いするには、心構えと強い精神力が必要です。

これについては、別に記事を書こうと思います。

まとめ

あなたの置かれている今の状況に従ってどちらかを選択するか考えましょう。

私の場合は、妻に離婚を告知されてから数日後に、弁護士に相談しました。

相談日の直前に、妻のこれまでの言動を考えていた時に
ふと妻が浮気しているのかもしれないと考えるようになり
弁護士に相談したところ探偵への調査を提案されました。

妻に離婚告知されるまでは、ちょっとした不自然なことも
深く考えずにやり過ごしてきてしまいました。
そこは今でもすごく反省しています。

もう少しタイミングが早ければ今とは違う状況であったかと思います。

後悔しないように行動してください。

弁護士に相談するのであれば
離婚関係の事例を経験している弁護士を選んでください。
弁護士には得意分野がありますので、弁護士であれば離婚問題に
詳しいとは限りません。
ホームページなどを見れば専門分野を記載していると思います。

弁護士ドットコムで相談してみて選ぶと、自分に合う弁護士を見つけやすいかもしれません。

参考 弁護士ドットコム弁護士ドットコム