子供の連れ去り離婚ー目標を持って生きていくこと

子供を連れ去られて別々に暮らすことになった場合
絶望と大きな損失感で苦しい時間が続いていきます。
そして、離婚すると無力感で何も出来なくなることもあります。

一番何よりも辛いのは子供と別居することで
日々の成長が見れないことです。

私はこれがなかなか受け入れることが出来ませんでした。

誰かに相談しても、離婚して子供と一緒に暮らせなくなる
悲しみや苦しみは経験していない人にはわからないと思います。

過去ばかりを振り返っていても前に進めません。
そんな時は目標を作って少しずつ実現して、前に進んでいましょう。

目標を立てる

気持ちを入れ替えて前に進むには目標が必要です。
何でもいいので、紙に書き出してみましょう。
私は、こんな目標を立ててみました。

目的は、目標を立てることですので
内容は自分なりに考えて書き出していけばいいかと思います。
私が作った目標のポイントを紹介していきます。

真実は子供達が大人になるまで待つ

連れ去りは耐えがたい苦痛です。

私の場合は、浮気していたと思われる男性の近くに連れ去られました。
元妻がとった行動は許せないことだし
子供にも本当の事を知って欲しい気持ちはあります。

ただし、子供達にとって元妻は一緒に住んでいる親であり
知らなくてもいいことを伝えることで
苦しむことになるかと思います。
子供達が大人になっていけば何かしら感じていくことだろうし
私からは何も伝えないことにしました。

大人になるまでに自分を磨く

連れ去りで強引に子供達を取られたとしても
夫婦であった以上は、あなたにも少なからず原因はあったと思います。

全てを相手のせいにしていては、自分自身も成長しないし
子供達の面会の時にそういう態度が子供達に見えてしまうこともあります。

いろんな思いはあるけれども、自分を磨くことで
成長していこうと思いました。

こういうことを書き出して目標にしていると
例えば面会の時に子供を迎えに行った際に
妻に会っても何も感じなくなり冷静でいられるようになります。

子供は父親の行動をどこかで見ているはずなので
決して無駄ではないはずと思います。

誇れる父親でいること

離婚して子供達とも暮らせなくなり
一人になると生活が乱れることもあります。
若い時の乱れとは違い、家族という大切なものを無くし
何事も投げやりになってしまう時もあります。

仕事への意欲もなくなり
寂しさからアルコール依存になってしまう事もあります。
でも、そんな父親では子供達が悲しみます。

だから、どんなに辛くても
子供達が尊敬できる父親でいようと私は決めました。

子供達を見守る


連れ去りされるまでは子供の寝顔を見て
明日も頑張ろうって思う日もありました。
一緒には暮らせないので、そんな事さえも出来ません。

でも、子供はやがて成長していき
思春期になり親離れをしていきます。
一緒に暮らしていたら
父親とは口も利かない関係だったかもしれません。

私の場合、連れ去られた時は長女は小学6年生でしたが
今では中学生です。
思春期に入りだんだんと難しい時期になっています。
離れて暮らしているからこそ出来ることもあるかと思います。
離れているからこそ、面会で会った時も話しも出来るし
一緒に買い物にも行けるのではないかと思うようになりました。

離れて暮らしているからこそ
何か相談された時も親身になって考えることが出来るし
気遣うことも出来るのではないかと考えてみませんか。

困った時に助けられるようにする

大事なものを無くして、仕事に身も入らないこともあります。
でも、お金を稼ぐことは大事です。
離れて暮らしていても父親であることには変わりはありません。
何かあれば、金銭的な援助はしてあげたいと思います。

例えば、子供が大学に進学するのであれば
学費は少しでも援助してあげたいと思っています。

離婚したことで子供には出来るだけ
苦労はして欲しくないと思います。

その為にも、一生懸命働き、お金を稼いで
何かあれば助けてあげられる存在でいたいと思います。

どんな父親でいたいかイメージする

これは、子供達が大人になった時に
どんな父親でいたいかとイメージします。
私の場合は娘が2人なので、この子達が成人になった時に
かっこいい大人でいたいと思っています

見た目ではなく、内面をかっこよく生きていくってことです。

私の場合は、まず実践していることとして
食事は出来るだけ自炊して、健康面を考えた料理を作ること。
規則正しい生活をして、運動もして、健康でいること。
何事も継続が大事なので時間がない時は
他の時間を削ってでも続けています。

子供達が面会で自宅に遊びに来た時は
オーダーされた料理を作っています。
普段から料理していないと
手際よく出来ないですからね。

どんな仕事をしていたいかをイメージする

離婚して家族を失った場合
仕事に対しての考え方も変わってきます。
家族がいた頃は、家族の為に遅くまで仕事をしたりして
頑張っていました。
独りになるとストレスを溜めるような働き方は
だんだんと出来なくなっていきます。

転職したりするのもいい機会かもしれません。

自分らしく生きていくための
仕事を選んでもいい時ではないかと思います。

新しい事に挑戦すると夢中になれますし
見えてくる世界も変わってきます。

現在は副業も社会的に認められつつある時代になってきていますので
転職をせずに、副業で新しい事に挑戦してみてもいいかもしれません。

どんなプライベートでいたいかをイメージする

これは一番難しいことですね。
今でも、これはまだイメージ出来ていません。
子供達と一緒に暮らせなくなって1年半、離婚して半年経過しましたが
プライベートといえるような過ごし方は未だに満足に出来ていません。

これはゆっくり考えていこうかと思っています。
もし、いい人が出てくれば再婚するかもしれないし
しないかもしれない。
子供達の事を考えると独りでいたいとは思うのですが
いつまでも過去に縛られて生きていては
自分らしい人生も送れないのではないかと思う気持ちもあります。

今の歩み出している人生は
自分が想像していたものとは遙かに違う世界。
少しずつですが
新しい人生を探してもいいかなと
少しずつ思えるようにもなってきています。

娘が成人になるまで、あと7年あるので
ゆっくり考えたいと思います。

まとめ

目標を書き出して少しずつ実践していくことで
違った見方が出来るようになっていきます。

いつまでも過去を振り返っていても何も変わりません。
変わらないのはあなただけで
子供達はあなたのいない新しい生活で
日々変わっていっています。

それを受け入れて
あなた自身が変わっていかなくてはいけない時だと思います。

ただ、どんなに状況が変わっても
子供達にとっては、あなたが父親です。
成人して大人になった時に
あなたの子供でいて良かったと思えるような
生き方をしていきましょう。

私も頑張ります!